冬のボーナス支給日はいつ?公務員と民間企業における時期と平均額

公務員も含め、サラリーマンの場合、12月が近づくとワクワクしてくるのではないでしょうか。
それはクリスマスがあるから…ではなく、もちろん「冬のボーナス」があるから!

毎月のお給料では日々の生活はいっぱいいっぱいだったり、さらに冬はクリスマスやお正月などの行事もあって出費が多い時期ですから、ボーナスってほんとにありがたいですよね。

ただ、初めて社会人になった場合や、転職して新しい会社に入った場合、冬のボーナスがいつ支給されるのかわからないもの。

このページでは、冬のボーナス時期や支給日について、いつからいつまでの金額がボーナスとしてもらえるのか、平均支給額など紹介していきます。

冬のボーナスの支給日はいつ?公務員と民間企業

冬のボーナスとは多くの企業や官公庁で12月上旬~中旬に支給される賞与のことです。その頃が季節として「冬」だから「冬のボーナス」と言われていますが、正式には「冬季賞与」かな?

ズバリ、2019年、令和元年の冬のボーナス支給日は!
→公務員:12月10日(火)
→会社員:12月上旬~中旬が多い(特に12月最初の金曜日や7月5、10日が多い)   となります!

国家公務員のボーナスは6月30日と12月10日の年に2回支給されることが法律で決まっており、地方公務員は条例で支給日を定めてもいいのですが、大半の自治体の支給日は国と同じです。さらに支給日が休日の場合はその直前の平日に前倒しして支給されます。

冬のボーナスの支給額は?公務員と民間企業

国家公務員の場合

人事院は毎年、50人以上の民間企業を対象に、給与とボーナスの調査を行っています。

この調査結果に基づいて人事院勧告が行われ、公務員の給与やボーナスが決定する仕組みになっています。

つまり公務員は、50人以上の民間企業の平均に近い月収およびボーナス(なので年収も)を貰っているということになります。
民間に比べて公務員のボーナスが高いと言われることもありますが、それはどんな規模の企業と比べるかによるところが大きいです。

超大手企業と比べれば公務員のほうが低くなり、50人未満の企業と比ベれば公務員のほうが高くなる傾向にあります。

では、私が人事院の「平成30年国家公務員給与等実態調査」より手計算で推定した年齢別支給予想額(手取り)を表にしました。

民間企業の場合

これは企業によって幅があり過ぎて、平均額を示してもあまり意味がないと思います(日本経済新聞などが発表していますけど)。しかし相場としては「基本給の1~2ヶ月分」というケースが多いです。私がかつて在籍した会社では基本給の1.0~1.25ヶ月分というしがないものでした。まあ、ボーナスの出せない零細企業もあるなか、もらえるだけでも感謝ですよ。

ボーナスっていつからいつまでの評価?冬のボーナスは?

冬のボーナスで、お給料以外のお金が入ってくるのはうれしいですよね。でも、いったい「いつからいつまでの賞与」なんでしょう?

基本的には、会社の規定に定められた期間です。
ひとつ、例をあげて紹介しますね。

たとえば、会社の年度が毎年4月から翌年の3月までだとします。そして前期と後期に分けた場合、ボーナスの査定対象期間は以下の通りになりそうです。

前期:4月から9月
後期:10月から3月

しかし夏のボーナスの支給日は前期の最中ですし、冬のボーナスでも然りです。よって査定の対象期間はこれまた企業によって様々であり、一概に言えません。冬のボーナスの方に長い査定期間を設定していて冬の方が夏より少し多く支給される企業はけっこう多いようです。

ボーナスの使い道

ボーナスの使い道に関してもいろんなアンケート結果が出ていますね。あるネットによるアンケート結果を見てみましょう。

【1位】貯金・預金 37.3%
【2位】旅行(宿泊を伴うもの) 9.9%
【3位】外食(レストラン、和・洋・中ほか専門店)5.5%
【4位】衣服 4.6%
【5位】食品(ふだん食べるもの) 4.1%
【6位】財形貯蓄 3.3%
【7位】ローンや借入の返済 3.1%
【8位】食品(お取り寄せなど、特別なもの) 2.2%
【9位】子どもの教育 2.0%
【10位】旅行(日帰り) 2.0%

やはり1位は貯金ですよね。納得です。私なら、もう長年使っている液晶テレビをそろそろ新しくしたいかなあ…。みなさんはいかがですか?